2014年02月05日

"FRANK LEDER" COLLECTION S/S 2014 + + WALZ + + .....text by "FRANK LEDER"














"FRANK LEDER" COLLECTION S/S 2014 + + WALZ + + 



※コレクション画像は前回の記事をご参照下さいませ。




『テーマはとっても FRANK LEDER らしいテーマ。



‘The Journeyman Years of carpenters in GERMANY’



Journeyman Years とは


修行を終えた職人が、何年かの旅に出る伝統的風習で、


ドイツでは今も根付いています。



コレクションはドイツのカーペンター達の

Journeyman Years がテーマ。


タイトルの‘WALZ’は



その制度のこと


(同業者間の決め事、最低3年と1日を旅にでてすごし、

掟に背かず、過ごさなければならない)


2 年前の BRUTUS のベルリン撮影にもこの感じを紹介しています。

(詳しくはWikipedia http://en.wikipedia.org/wiki/Journeyman_years で)







Journeyman の持ち物として大切なのが


‘CHARLOTTENBURGER "と呼ばれるクロス。


旅バックとして機能性があり、


彼らの持ち物がすんなり入ります。


伝統的なものは、


カーペンターモチーフがプリントされているもので、


water scale (水平器用の棒)にレザーストラップでくくりつけて使用します。




‘CHARLOTTENBURGER’(シャルロッテンブルガー)という名前は、


私のスタジオがあるエリアの名前です。


プロイセン時代、

‘CHARLOTTENBURGER はベルリンではなく、


となりの町でした。


その頃 CHARLOTTENBURGERでは


journeyman が


普通のバックパックで町に立ち入るのを禁止していました。



これはバックに付いているシラミや他の生物が理由。


ここから、Journeyman の


「スカーフを使ってバックにする」のが広まったのです。



スカーフは簡単に洗えて、清潔を保てるからです。


今回のコレクションで重要なパートとなるこのクロスを、


自分で手作りしてみました。


私がカーペンターとなって

イラストに登場しているの、わかります?




イラストレーションはTraditionの

パッケージデザインをしてくれたイラストレーター。


ショールームで Tradition と

FRANK LEDER をつなげてくれるのでは、と思いました。


見た通り、Tradition のプロダクトの1つはこのシーズンテーマになっています。









‘KORNBRAND’マッスルトニックのパッケージには Journeyman がいます。



CHARLOTTENBURGER クロスと彼ら特有の杖(STENZ)、


ゴールドのイヤリングとツールも一緒です。



面白い話として。


Tradition のパッケージイラストが描かれるとき、


どんなキャラクターがよいかを自分なりに簡単に伝えました。


赤い髪と


ひげ。 ある日、


新しいインターンの子のボーイフレンドが訪ねてきました。




その姿はイラストに描かれた


カーペンターそのもの!


その時から、今シーズンのテーマが固まりました。




Journeymanにまつわる話はとても興味深いです。


彼らが3年と1日旅する。という部分も。



彼らは自分のホームタウンから


最低3年と1日は50km内に近づいてはならず、


‘BANNKREIS ".と呼ばれているトラベルブックを持って

旅の一部始終を綴るのです。


(ラッキーなことに。古い本屋でたまたま見つけました。

とてもレアです!)








そして所持金は 5RM(5EURO)でスタートし、


旅から戻った時もきっかり

5RM.


プロップとして5RM札を1 枚本に挟んでおきました。



彼らのその他の持ち物は、


ゴールドのイヤリングだけ。



しかしこれは本当に困った時の最後の切り札として残しておくのです。



伝統的には、


イヤリングの穴はとがった


ツールとハンマーで旅の前夜に師匠に開けてもらっていました。





KORNBRAND(コルン:強い蒸留酒シュナップスの一種)を


たくさん飲んで痛みを拡散させるんです!



また、ボトルに半分残した

KORNBRAND シュナップスを、


3年と1日の旅の後に家族や友達と飲む為に


80cm 深くに埋めておきました。



変わったねじれた杖は


STENZ と呼ばれておりドイツ語で


PIMP、ポン引きの意味。


Jouneyman 自身によって満月に作られなくてはなりません。





ねじれた風合いは水辺付近によく生息している、


木にクルクルからまる植物から来ています。


プロップスとして2本入れておきました。



どちらとも今ではとても見つけるのが難しいものです。


送った Journeyman について書かれた


ヴィンテージの本に彼らの良い写真が載っています。












又、2 枚のヴィンテージポストカードも

Jouneyman のイメージをよく表しています。



これらに加えて、


伝統的なカーペンター道具を


ディスプレイ用に集めてみました。



カーペンター達はもともと種類の違う

3つの帽子をかぶっていました。





ZYLINDER(ストーブパイプハット)、



MELONE (ボウラーハット)そして、


旅で雨や悪天候にさらされるのを


防ぐ広いツバのついたカーペンターズ・ラウンド ハット。




全 3 種類のハットをコレクションで展開しています。



これらは BAVARIA の伝統的ハットメーカーで作られ、


いつものようにボックスに入ってきます。




何枚かのシャツには Traditional なラベルを付けました。


これは Journeyman のワークシャツから


インスパイアーされたもので、


ラベルにはテイラーの名前、


彼のアドレスそして Journeyman が


自分の名前と購入 日を記す部分があります。



これらのシャツにはまず私がスタンプを手押しし、


直筆でサイン、


生産日そしてプロダクションでのこのシャツの番号を記します。



それ故、1 枚 1 枚ユニークで


特別な、コレクターアイテムとなることでしょう。




もう 1 つのビックスペシャルアイテムとして挙げるのが、


とても貴重なヴィンテージリネンを用いたシリーズです。


この貴重なマテリアルに失礼がないよう、

同じくヴィンテージの糸で手縫いをすることにしました。



どれ 1 つをとってもユニークなステッチが見られます。



それは、Journeyman が


’WALZ'、旅中に自分の服を


慣れない手つきで繕ったような雰囲気。





このアイテム達は布地が限られているので「各15枚」限定、



手押しのスタンプ とサインが押されたボックスに入ってきます。


何点かその他アイテムについて。


REACHTROUGH POCKET が何枚かのアイテムに付いています。



これは Journeyman が建築現場で作業している時や


カントリーサイドを歩いているときに


容易に洋服の内部に手が届く必要性からのアイデア。









Washeddetachablelining洗いのかかった

取り外し可能なライニングは、


Journeymanがいつもキレイなジャケットが着られるように。


これから Tee Shirt モチーフに力を入れて行こうと思いました。



コレクション全体を表現できる

1 つのイメ ージがあれば、

より強い印象につながりますから。




ファブリックは厚手のモノから

薄手のモノへとよいバランスで選べているかと。


日本の気候も考慮して、

重ね着ができるアイテムを提案しています。』






※text by "FRANK LEDER"





コレクション画像は下記リンク先をご参照下さいませ。


"FRANK LEDER" COLLECTION S/S 2014 + + WALZ + + 












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